ハワイ2日目

朝8:00起床、早起きには理由がある。カイマーケットというホテル内のレストランで朝食をと考え、オープン時刻の8:30に合わせてのことである。少し混雑を心配したが、実際は程よい混み具合であった。ビュッフェ形式であるため、当然の如く、食べ過ぎてしまった。デブの悲しい性である。自分の好きな具だけをチョイスして焼いてもらえるオムレツが個人的にはストライクである。景色、雰囲気ともに文句のつけようがない。朝からパリッとした太陽光線に包まれたハワイの視覚情報は多少の眠気など吹っ飛ばしてしまう。これは訪れたことのある方なら分かってもらえるだろう。

11:00ダイヤモンドヘッドへ向かうため部屋を出る。ABCストアで人数分の水を買い、11:30レアレアバスを利用して15分程度で到着。今旅最大のイベントである、”ダイヤモンドヘッドアタック”である。

ダイヤモンドヘッドの登頂に際し、少々調べてみたところ、初心者でも安心して参加できるトレックであるという情報が多かった。しかしながら、デブはこれに該当しない。私もデブなりに毎週1回のジム通いをしていたのでそこまでキツイ内容にはならないだろうと高をくくっていたわけだが、正直、ヤバイ。普段、室内の涼しいところで筋トレなりウォーキングをしているだけでは、太陽光線にどんどん体力を奪われ、上りの道半ばで脱水症状初期状態ではないか?という状況に陥った。それからは倒れないようにゆっくり頂上を目指す方針に切り替え、なんとか登頂したわけだが。。。キツさの要因は大きく2点ある。1つめは、参加者が多いうえ、道が狭いので、自分が遅れるわけにはいけないというプレッシャーである、途中にある道のふくらみを目指して後続の人たちに迷惑をかけないようにすることが自分のペースで登れない状況となり、想像以上に体力を削られる。もう1つはこれ以上ムリをしたら動けなくなるかもしれないという恐怖。道が狭く整備されていないので、もしデブが上の方で動けなくなったら誰も救助できないし、多くの人に迷惑をかけてしまう。こんな心配事で頭をいっぱいにして、倒れずに登頂することがやっとの状況だった。登頂手前で2択(キツイ短い螺旋階段 or なだらかな長い階段)を迫られるわけだが、迷わず”なだらかバージョン”をチョイス。無理をしたら、本当に動けなくなる気がしたからだ。頂上付近では息を整えることに精一杯になってしまい、目的であった写真撮影もほどほどになってしまった。下山に際してはゆっくりペースを保っていれば問題なかったが、道の踊り場で休憩しようとすると全身の血が引いていくような感覚に襲われ、これはマズイと感じ、ゆっくり歩くことを続けながら平常状態になるのを待った。

下山したところにバスを改造したワゴンショップがあって、水やかき氷を売っていた。当然、買おうと思い、並んでいたところ、まだ正常状態に戻っていなかったようで、頭がクラクラしてきたため、子供にお遣いを頼み、私は近くの木陰で座って待つことにした。靴の中が異常に暑く感じていたので、靴と靴下を脱ぎ木陰で風に当たっていると、自分の体が正常に戻っていくのがよく分かった。息子が買ってきた水は悪魔的美味で、ここ数年間に飲んだ水の中では最も美味かった。言うまでもなく、かき氷も絶品だ。みなさんにお伝えしたいのは、デブは登頂を甘く見ない方がいいよ!ということと、水は絶対にもって行くべきだという2点だ。水は帰る頃にはお湯みたいになっていたが、水がなかったら完全に終わっていただろう。ダイヤモンドヘッド麓からの次の目的地へは再度レアレアバスに乗り込み、市内観光しながらカハラモールを目指した。このバスはガイド付で、バスが停車するところに合った情報を伝えてくれる。

カハラモールに到着すると、妻がお土産探しを始めた。私はまだダイヤモンドヘッドのダメージが完全に回復していなかったため、スターバックスで一息つくことにした。オーダーしたのは、ストロベリークリームフラペチーノ(ミドルサイズ)選択肢はフラペチーノ前提なので5拓ほど、その中で最も清涼感がありそうなものをチョイス!当然、激ウマである。妻が買ったものといえば、オーガニックのパンケーキの素とホールフーズのエコバッグであった。どうやらここのエコバッグは現在、人気があるらしい。用事を終え、またレアレアバスに乗り込み拠点であるロイヤルハワイアンセンターへ向かう。

ロイヤルハワイアンセンターに到着し、ABCマートで飲み物を調達、ホテルへ無事帰還した。今日は何リットルジュースを飲むのだろうか。。。シャワーを浴び、汗だくになった体をリフレッシュ、しばし休息。。。夜8:15なったため、本日最後のイベントであるタンタラスの丘へ向かうため部屋を出る。送迎のバンが来たとき、少し嫌な予感がした。ガラスに水滴が付いていたのだ。そう、私が泊まっているホテル付近は雨が降っていないのだが、タンタラス現地は雨が降っていたのだ。夜景はビルの明かりが光源なので、大きく影響しないと思うが、やはり傘は差したくないし、濡れたくもない。ほどなくして、タンタラス現地へ到着。同乗したもう二組の方たちのテンションも若干低めである。実際の夜景であるが、夜景を見慣れている人からすれば物足りなさを感じるだろう。日本で云うと、長崎くらいか。。。北海道には届いていないはずだ現地で夜景は見たものの、イメージを超えることはなく、すぐにホテルにリターン。

晩飯を食べていなかったので、今日はセブンイレブンでいろいろ買い込み、一つの部屋に集まって食べる事にした。アメリカンなセブンイレブンも悪くない。売っているもののクオリティは問題ない上、セルフによる売り方などを現地ルールに合わせた部分も外国に来た感がして少し得した気になる。買ったものはスパムむすび、サンドウィッチ、ジュース、チョコレート、菓子(現地仕様)、、、etc 50ドルくらい買ってしまった。まぁ、海外でこういう家族団欒もいいだろう。

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