ハワイ5日目

帰国?

今日は帰国の日である。11:00にホテル玄関集合であるため、余裕を持って10:30に部屋を出た。妻がロビーにあるクッキーコーナーという店が気になっていたらしく、ここで最後の土産を買うことになった。妻の土産の買い方は少し特徴があり、人にあげるものと同じものを自分用にも買うスタイルだ。必然的に自分用土産は多くなる。そうこうしていると、迎えのワゴンがやってきた。

搭乗し空港に向かう。30分ほどで空港に到着、チェクインを行う。今はカウンターではなく、個人個人でパスポートをスキャンしてチェックインできるようだ。昔とはだいぶ違う。荷物を預けて保安検査を通過。。。ハワイの検査はかなり厳しい。21番ゲートを目指す。ゲートはすぐに見つかったので、HISラウンジサービスを使いに行くことにした。このHISラウンジの場所がわかりにくく、捜すのに時間がかかった。文句を言いながらたどり着いたが、そこに滞在できる時間は15分程度となってしまった。お菓子とジュースをいただき、あまり良い印象を持たずに後にした。が、その直後このラウンジに助けられることになろうとは。。。

我々はデルタ航空DL611便でホノルル空港から中部国際空港に向かうため、21番ゲートへ・・・1353分予定通り滑走路へ向かい走り出した。。。なかなか飛び立たないなぁ・・・と思っているとアナウンスが流れた。整備必要箇所が発見されたので一度21番ゲートへ戻るというのだ。ゲートに戻ると、エアコンの電気が切れることもあり、一度空港へ荷物を持って降りるように伝えられた。過去に海外旅行で4時間待ち程度を経験したことがあるが、今回のものはもっと深刻な雰囲気を機長のアナウンスから感じる。

30分ほど待っていると、進捗報告がアナウンスされた。修理をするために部品を探しており、仮にそれが見つかったとしても整備とチェックを含め、4時間を要するとのことである。一度は部品が見つかったというアナウンスが流れたが、結局その部品は使えるものではなかったらしく、その後も30分おきに進捗報告はされるものの、明るい内容はなかった。

そうこうしているうちに時は流れ、午後3:30になった。妻は翌日パートのシフトが入っていたため、早めに仕事先に連絡を入れないとまずい。何とかして日本に連絡を取りたいわけだが、日本のsimカードではローミングしないとつながらないし、ホノルル空港内はフリーWIFIも飛んでいない。。。そこで、数時間前に立ち寄ったHISラウンジを思い出した。ラウンジ内はフリーWIFIが飛んでいて、LINEが使えた。長居ができないため、既読の確認ができないまま21番ゲートに戻ることにした。あとは念のため、ゲート付近にあった国際電話を使用して日本への連絡を試みた。何気に国際電話をかけるのは初めてのことで、何度かクレジットカードでトライしたがどうしても繋がらない。これも勉強だと考え、すぐ横で売られていた、10ドルのテレフォンカードを購入し、さらにトライ。。。つながった!

妻の案件は連絡が取れたことでクリアとなった。午後6:30最後のアナウンス。本日のフライトはキャンセルし、明日朝9:00のDL9901便に振り替えるとのことであった。図らずも、1日長くハワイに滞在することとなってしまった。しかし、本日の大半は空港で飛行機を待つために過ごしてしまっているのでお得感は全くない。今晩のホテルはデルタ航空により用意された。また、ホテル空港間のタクシー代、さらに夜と朝の食費として一人当たり30ドル補償するとのことだった。用意されたホテルはビーチコマーというところで、昨日まで泊まっていたシェラトンに比べると景色がいまいちではあるが、まぁ、仕方ない。

ホテルに着いたのが午後8:00、残り時間は少ないがせっかくなので何か爪痕を残すべきと考えていた。そこに娘がパスタを食べたいと言うので、調べてみたところ、近くにディマーレというイタリアンレストランがあった。最後の晩餐第二部はマリオットホテルの1Fにあるディマーレに決定した。このレストラン、ウマイ。最初に提供されるパンもウマイし、パスタもウマイ。ハワイの食事は所謂アメリカンな味付けが多い中、この店の味は繊細でうまい。これはおすすめできる。

2016/8/12 朝6:30にホテルを出発し、空港へ向かう。DL9901便は予定通り9:00に飛び立ち、約8時間のフライトののち、中部国際空港に到着。ミュースカイに乗り名古屋駅へ、そこからタクシーで無事、自宅へ戻ることができた。

 

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